こんにちは。
今回はダイレクトボンディング治療について、上顎前歯の審美修復を行ったケースをご紹介いたします。
患者さんは20代女性
上顎前歯の隙間が開いているのを気になり来院されました。
写真からもわかるように上顎中切歯間に約3㍉のスペースが見受けられます。
・治療の流れ
治療前に診断用ワックスアップ模型を製作し、
術後の形態をあらかじめ患者さんと相談し決めていきます。
⇩
ラバーダム防湿下で唾液を排除し修復治療を行い、ONE DAYで治療後の状態まで持っていきます。
⇩
1週間後本研磨をし終了。
離開量によってはこの術式は適応外になってしまいますが、侵襲の少ない治療内容になるかと思います。
ダイレクトボンディングの利点:
1)歯質削除量を最小限に出来るため組織への侵襲が少ない。
2)ワンデートリートメント(形態修正・本研磨で別途来院していただきます)
ダイレクトボンディングの欠点:
1)継時的に色調の変化がある。
2)噛み合わせ・離開量によっては適応症例外となる。
*この治療法は保険適応外となっております*
気になる方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。
中丸聡子
術前画像![]() 術前の状態です。 中前歯間の隙間が約3㍉開いているのがわかると思います。 |
術後画像![]() 中前歯の隙間を治療した後の状態です。 形態や表面性状を患者さんと相談しながら治療していきます。 このケースの場合 治療費 ¥45,000-/1本 となってります。 |